2009年11月 8日 (日)

 ブログを閉じる

私は、10月より病状が悪化した為に、しばしば意識混迷の中にいました。現在、少し意識が戻っています。

長い間、妻に支えられてブログを続けてきましたが、これ以上正常なブログを更新することが不可能となりましたので、これを閉じることにしました。

最後まで私のブログにお付き合い下さいまして、ほんとうに有難うございました。

                             2009.11.8 松本進作(妻代筆)

2009年9月29日 (火)

骨粗鬆症の薬ビスフォスホネートが癌を治す

  最近デューク大学が、骨粗鬆症の薬であるビスホォスホネートが免疫力を高めて癌細胞を殺す能力があるらしいと発表しました。かなりしっかりした研究で多くのがん患者さんが治っているようです。私はkumakoさん(私のサポーター)からの情報で勉強、信頼しました。因みに私はゾメタ(ビスフォスホネート)を1年半使用し、骨量の増加と免疫グロブリンIgGの増量が抑えれており、この1年間は年に3回ぐらい行っていたステロイドホルモン治療をおこなっていません。癌の免疫療法として転移癌の治療にも期待されます。今世紀最大のヒットの可能性があるのではないでしょうか。Duke大学は、癌患者を含む骨粗鬆症の患者をビスフォスホネートで治療したら、癌が無くなっていたことを偶然みつけたということです。ビスホスホネートで免疫力が高まったと判断して症例を増やし、可能性を確認したそうです。先日有名な俳優ご夫妻がテレビで、娘が肺小細胞癌で亡くなったこと、専門家の説明では今はレントゲン照射も外科治療も抗癌剤にも反応しないので治療法がないと説明された由。私はこのような患者さんもビスホスホネートで免疫力を高めれば治すことが可能ではないかと思います。期待できます。また癌のリンパ節転移も治すことが可能でしょう。副作用として長期使用で顎骨壊死が知られていますが、治療方法があるので心配ないと思います。

2009年9月26日 (土)

自律神経失調症の診断で苦しめられた患者さんたち

 私は日頃、自律神経失調症と言う病気はないと主張してきました。 自律神経失調症の診断で苦しめられた患者さんを改めて経験したので、シツコイようですが書いて見たいと思います。或る患者が某大病院の内分泌科へ入院し、検査診断基準から異常ないとのことで神経科へまわされ自律神経失調症とのことで精神安定薬を大量飲まされましたが、その後悪化しました。家族は私のブログで、自律神経失調症の存在に疑問を投げかけてきたのを見てのメールで私に診察を依頼してきました。診た結果、この患者さんはトルコ鞍空虚をもっていたので、下垂体ホルモン不足を補うのため、ハイドロコーチゾンとミネラルコルチゾン処方で軽快つつあります。私の患者さんの多くはこのような方がたです。自律神経症といわれたら注意しましょう。

2009年9月20日 (日)

私にとってのあの世

  先日「私のブログ記事ができるまで」にコメントをくれた畏友アクさんへの返事で「今は会えない、あの世で待ちます」と書きました。健康な時にはこのようなことは書かなかったでしょう。魂は人間の精神活動であり、最期は宇宙に散布されるのもだと、3回の臨死体験の中で思いました。あの世とは宇宙だと思っています。しかも、3回の臨死状態で宗教は出ませんでした。今はない何億光年銀河系の星の光を見るごとく、宇宙で輝くのかも知れません。ところで元気なころは数少ない友人たちと議論していたので臨死体験で見たあの世は想像しませんでした。友人たちとは原子物理のアクさん、理論物理のMさん、哲学のTさん、歴史学のNさんです。女房の友人の旦那たちです。宇宙には地獄も極楽もない平等な空間のようでした。それであの世で待つと、とっさに書いたのです。

2009年9月10日 (木)

記事一部訂正

熱中症体験記事に、一部誤りを発見訂正します。

誤= ノースウェスタン大

正= デューク大

2009年9月 9日 (水)

熱中症を体験

  自分が熱中症を体験するとは信じられませんでしたが、大変な病態です。毎朝体温と血圧を測定していましたが、2~3日前から37度台の発熱あり、水分も受け付けない状態でした。単なる水分不足でなく、体全体の代謝異常です。体温が平熱になり正常化するようですが危険な病態です。一般に患者さんは入院して点滴を受けますが、かなりてこずることがあります。それでは私の場合なぜ重症化せず、治ったのかよく分かりませんが、免疫力が働いた可能性があります。私のブログの読者から、ノースカロライナ大学の研究で、ビスホスホネートが免疫力を高めるとの研究報告あったと連絡があり、私はゾメタ(ビスホスホネート)を使用しているのでその可能性がありますが、本当のことはわかりません。

2009年9月 5日 (土)

じょく創の悩み

  8月7日憩室出血によるショックで、自宅安静となりました。じょく創ができ、毎日その痛みとの戦いです。じょく創はアルブミンが低下した時にできます。骨髄腫はグロブリンが多く、その反対にアルブミンが低下してしまいます。私の場合は2.5gなのでじょく創が出来易いのです。今後は、起きている時間を多くしてじょく創をなおしたいと思います。

2009年9月 2日 (水)

ご無沙汰しています

再度の不注意で、ベッド安静を余儀なくされていました。そろそろパソコンに向かえることが可能になりました。

2009年8月 6日 (木)

骨髄腫の前段階であるMGUS(モノクロナールガンモパチー)をビスホホネートで治療したら

 年をとると腰椎骨折が多くなり、特に女性に多いようです。その中に稀に悪性の骨折即ち、多発性骨髄腫がみられます。 多発性骨髄腫の臓器障害で最初にみられるのが脊椎骨の骨折であり、それにより病気が見つかることが多いです。骨髄腫も症状が無ければしばらく観察することが常識です。もっと軽症のMGUSでは治療されません。しかし、私自身はMGUSのときに骨折、レントゲン検査で著しい骨粗鬆症が見つかっていました。そこで、世界の論文を検索すると2001~2008年に18の論文がありました。そのうち昨年よりわが国で使用できるようになったゾメタ(Zoledronic acid)の論文が2008年に出ています『Clin.Cancer Res.2008 Oct 1:14(19):6289-95 Berenson JRら]。彼らによると54症例のMGUSにゾメタ4mgを6ケ月に一回の投与で骨粗鬆症が予防できたとのことです。私自身は骨髄腫で多発骨折のためゾメタ4mgを4週間ごとに点滴。最近は骨密度が増して痛みも減っています。顎骨壊死の副作用もありません。MGUSの早期発見は偶然にみつかるので中年をすぎたら検診で免疫グロブリンを調べるか、免疫電気泳動でM-蛋白を調べる必要があります。ゾメタは乳癌などの時の治療で骨粗鬆症の予防のためのも使われます。6ヶ月に1回使うようです。

2009年8月 1日 (土)

落穂拾いも一区切り

  さて、Dr.松本の医学落穂拾いも落穂が無くなり、私のブログ記事ができるまでを一区切りにしました。そして記事数162で区切り、カテゴリー毎にMOCD-Rに収録保存しました。落穂が出てきたらこれからもブログの更新を気楽に続けます。今までに、多くの患者さんからブログが役立ったとの意見が寄せられました。これからも体力の続くかぎり無理をせず、スローペースで更新を続けたいとおもいます。今後も宜しく訪問してください。

«医師不足fと看護師制度進歩の狭間で患者は